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北九州・筑豊エリア
炭鉱や製鉄の歴史と深く結びついた食文化が北九州・筑豊エリアで発展。
過酷な労働への活力源となったスタミナ料理、さらに疲れを癒してくれる
貴重な存在だった甘いお菓子たちが、炭坑夫たちを支えていた。
炭鉱や製鉄の歴史と深く結びついた食文化が北九州・筑豊エリアでは発展。過酷な労働への活力源となったスタミナ料理、さらに疲れを癒してくれる貴重な存在だった甘いお菓子たちが、炭坑夫たちを支えていた。
石炭と石灰産業が育んだ
旨味と滋養たっぷりの
田川ホルモン鍋
石炭と同じく、セメントに使用する石灰石の一大産地でもあった田川。あるとき、ひとりの炭坑夫が七輪にセメント袋をのせ、ホルモンを焼いてみたところ、紙製のセメント袋が水分と脂分をほどよく吸込み、ホルモンがジューシーな仕上がりに。これが大変うまかった―。そんな逸話から、田川ホルモン鍋は始まったといわれています。炭鉱で過酷な仕事を終えた労働者たちにとってホルモン鍋は、栄養価が高く安価に胃袋を満たしてくれる、明日への活力源でした。滋養があり美味しい―。そんな田川ホルモン鍋は、やがて福岡県を代表する名物料理“モツ鍋”としても変化を遂げていきますが、秘伝のタレで炒めた田川ホルモン鍋の甘辛い味わいは、今も地元で親しまれているのです。
田川ホルモン鍋
現代の一般的なモツ鍋と違い、スープではなく醤油ベースの甘いタレを回しかけ、野菜の水分で炊き上げる。そうすることでホルモン本来の旨みが凝縮し濃厚な味わいに。ホルモンは小腸だけでなくいろんな部位をミックスしてあるため、さまざまな味わいが楽しめる。中央部がくぼんだ平たい鉄板を使うのも、特徴のひとつ。

■朝日家
田川市魚町14-27
0947-44-2097

→田川ホルモン喰楽歩へ
八幡ぎょうざ
明治時代より、北九州では中国との鉄鉱石取引が行われており、その影響で餃子を食べる習慣も根付いたのだという。スタミナがつく食材を使った餃子は、特に八幡製鐵所で働く労働者たちに好んで食べられたため「八幡ぎょうざ」としてこの地域の名物に。薬味には九州北部ではお馴染みの柚子胡椒を使うのが鉄板だ。

kahanライス
飯塚市・嘉麻市・桂川町からなる嘉飯(かはん)エリアの新名物グルメ。米どころにちなみ「お米を卵と温かい人情で包むような、創作オムライスを開発しよう」と地域が一体となって生まれた。オムライスは、選炭したあとに残る石や質の悪い石炭を積み上げてできた“ボタ山”をイメージ。

かしわめし
福岡の人々は、鶏のことを「かしわ」と呼び、昔から好んで食してきた。鶏のダシを使った炊き込みご飯の上に、甘辛く煮た鶏肉や卵、海苔がのせられた懐かしい味わいは、幅広い世代で人気。弁当のメニューとして販売されており、福岡民謡・炭坑節にも歌われている折尾駅では「かしわめし」の駅弁が名物となっている。
成金饅頭
直方地方に伝わる銘菓。梅の花の焼き印が押された生地の中には、白餡がたっぷり。日露戦争の頃、豆の投機に失敗した男が、試しにその豆を餡にして饅頭を作ったところ大売れしたのが、成金饅頭の誕生だといわれている。名前の由来は炭鉱で財を成した成金が多かったから、また、炭鉱王と呼ばれた貝島太助が名づけたからと諸説がある。

■大石本家
0949-22-0170
直方市古町17-8

■菓舗 四宮
0949-25-0001(本店)
直方市古町9-28(本店)

■博多屋菓子舗
0949-22-1588
直方市新町1-8-25

■喜久屋菓子舗
0949-26-5712
直方市大字頓野1936-3
黒ダイヤ・白ダイヤ
飯塚の老舗和菓子店で作られている羊羹。昭和25年より販売されているロングセラーの逸品だ。つややかな色合いとゴツゴツした形状は、筑豊地区に多くの富をもたらした“黒いダイヤ”=石炭と、“白いダイヤ”=石灰石をイメージ。鹿児島産の黒糖や国産小豆を使用するなど材料にもこだわっているため、歯触りと風味が良く食べごたえ抜群。


■(有)亀屋延永
0948-25-6771(飯塚店)
飯塚市忠隈77-34
KETAKOバーガー
小竹町商工会女性部が町おこしのために開発。小竹の竹の字にちなみ竹炭を入れたブラックバンズ。軟骨入りでこりこりした食感を残し、カラッと揚がった鶏メンチカツを真っ黒な竹炭入りバンズで挟み、和風テイストで懐かしい昭和の匂いがする。

※特定のイベント開催時のみの販売となっております。常時、販売はおこなっておりませんのでご注意ください。
カナッペ
大正9年創業、老舗蒲鉾屋の看板商品。TV番組で紹介された際には1日に2000個を売り上げた。一般的な“カナッペ”とは別物で、高級魚のすり身に玉葱・人参・胡椒を混ぜ込み薄いパンで巻き揚げたオリジナルの逸品。

■小倉かまぼこ
福岡県北九州市小倉北区魚町4-4-5
093- 521-1559
お石灰蒸し料理
高温多湿の坑内でも変質しにくいと、炭鉱で働く人の塩分補給として食べられていた「塩くじら」。そんな炭鉱と関わりの深いくじらを、田川で産出される生石灰を用いて火を使わずに蒸した創作料理。

■料亭あをぎり
福岡県田川市新町21-28
0947-42-1251
千鳥饅頭
寛永7年創業。炭鉱で潤っていた飯塚では当時高級品であった饅頭も飛ぶように売れていた。炭鉱王・伊藤伝右衛門の屋敷には、千鳥屋本家の電話番号を記したメモが現存しており度々お菓子の注文をしたことが窺い知れる。

■千鳥屋本家
福岡県飯塚市本町4-21(飯塚本店)
0948-22-0831
ごぼう天うどん
地元の人で賑わう旦過市場にある手打ちうどん屋。福岡のうどんの特徴であるコシのない柔らかい麺に、カツオや昆布、イリコでとった上品な味わいのダシが絶妙。直径60cmの大鍋で作られるおでんも名物のひとつ。

■旦過うどん
福岡県北九州市小倉北区魚町4-1-36
093-521-5226
すくのかめ
“シュガーロード”とも呼ばれる長崎街道。その宿場町であった飯塚において、昭和24年に「さかえ屋」は誕生。パリッと香ばしい最中「すくのかめは」は炭鉱マンにも愛され、発売以来の看板商品として親しまれている。

■さかえ屋
福岡県飯塚市堀池128-1(本店)
0948-26-0111
ひよ子
今や全国銘菓だが実は福岡生まれ。この愛らしい形は飯塚で盛んだった養鶏がヒントとなり、大正元年に誕生。激しい労働の疲れを癒す存在として炭鉱マンの間で大好評となり人気が広がっていったという歴史を持つ。

■ひよこ本舗吉野堂
福岡県飯塚市本町15-1(飯塚店)
0948-22-0145
福岡県商工部観光局観光振興課 TEL:092-643-3429
福岡県商工部観光局観光振興課 TEL:092-643-3429