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北九州・筑豊 産業遺産紀行
飯塚・田川・直方をはじめとした福岡県の内陸にある筑豊地域は、江戸時代から石炭の産地として知られていたが、明治に入り「鉱山解放令」が発布されると飛躍的に出炭量が増加。全国有数の一大採炭地として、「筑豊炭田」と呼ばれるようになった。遠賀川沿いの地下に広がって埋蔵された石炭は、馬見山に源流を持つ遠賀川を下り、「川ひらた」と呼ばれる川船で若松などの港にまで運ばれ、そこから国内外へと積み出された。
一方、明治維新後、鉄鋼需要の高まりから政府は、自国で製鉄所建設の必要性に迫られる。豊富な石炭を有する筑豊炭田に近く、水運の良さや製鉄に必要な水の確保も容易だったことから、1901年、当時の八幡村に日本初の銑鋼(せんこう)一貫製鉄所である官営八幡製鐵所が立ち上げられた。
これを機に、筑豊炭田も生産量を伸ばし、戦前には日本最大規模の産炭地にまで成長していく。最盛期にはわが国の出炭量の約半分を担ったという。
八幡製鐵所の誕生によって、重要なインフラである鉄道も広がっていった。鉄を自国でまかなえるようになると、それまで輸入に頼っていたレールの国産化が実現。鉄の原料、燃料である石炭を運ぶために、縦横に鉄道が敷かれ、やがて水運に代わる存在となった。鉄道は近代化を支えた屋台骨であり、もうひとつの産業革命遺産と呼んでも過言ではないだろう。
明治期の近代国家の夜明けから、わが国の発展と豊かさを支えた北九州・筑豊エリア。それら地域による長年の技術の蓄積は、その後、現代日本の経済基盤を支える北九州工業地域へと受け継がれていくのである。
見逃すことのできない、
世紀を超えた産業景観。
日本の近代化をたどる旅。その第一歩をしるすのに、これほどふさわしい場所はないだろう。わが国初の銑鋼一貫製鉄所である官営八幡製鐵所の歴史を今に伝える「東田第一高炉史跡広場」。保存された高炉が誇らしく掲げる銘板どおり、この初代高炉に歴史的な火入れが行われたのは1901年のこと。明治維新から30年あまりで近代日本は、国の重工業化をけん引する製鉄所を手にし、新世紀をひた走った。
近代製鉄発祥の地、北九州市八幡東区・東田地区は、現在、産業・エネルギー・文化・アミューズメント・居住といった機能の複合エリアとなっている。その文化施設のひとつが、「北九州イノベーションギャラリー」。常設展示として、壁面いっぱいに産業技術に関する約2,500のできごとが年代順に並べられており、世界、日本、北九州におけるイノベーション(技術革新)を見渡すことができる。
2015年7月に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産・製鉄・製鋼、造船、石炭産業」のうち、北九州市からは、「官営八幡製鐵所」の関連施設、中間市からは「遠賀川水源地ポンプ室」が構成資産に登録されている。これらの施設は、稼働中の製鐵所構内に立地するため非公開だが、登録に先立って、そのひとつである官営八幡製鐵所・旧本事務所(1899年竣工)を眺められる眺望スペースが設けられた。
東田第一高炉史跡広場
現在目にすることができるのは第10次改修高炉。施設内には製鉄に関する展示やパネルに よる解説があり、一帯は公園となっている。(北九州市の指定文化財)
官営八幡製鐵所 旧本事務所 眺望スペース
写真提供/新日鐵住金㈱八幡製鐵所
旧本事務所を望むことができるスペースとして、平成27年4月にオープンした。製鐵所の中枢施設として使用された旧本事務所は、日本と西洋の建設洋式を併せ持ち、今回登録された世界遺産の構成資産でもある。
北九州イノベーションギャラリー
知の遺産を未来につなぐライブラリーのほか、貸出工房もあり、また随時、企画展やワークショップなども開催されている。
官営八幡製鐵所
遠賀川水源地ポンプ室
中間市にあり、現在も稼働中の施設。製鉄に必要な工業用水を、水量豊かな遠賀川から送り続けている。明治時代に建設されたレンガ造りの送水ポンプ施設としては国内最大規模。(敷地外から見学可。内部は非公開)
炭都の栄華を彩る、
ふたりの女性。
旅と同じように、人生にも出会いと別れがある。筑豊の炭鉱王・伊藤伝右衛門とその妻で歌人・柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん)の別れは、日本近代史上、もっとも世間を揺るがした別れのひとつである。伝右衛門の豪邸(福岡県飯塚市)は、結婚にあたり2階を白蓮のために増築している。しかし、贅を尽くした生活も彼女の心の空洞は埋められず、やがて年下の社会運動家・宮崎龍介※1との恋におち、苦しんだのちに駆け落ちする。その際の絶縁状は新聞に掲載された。
「誰か似る 鳴けようたへと あやさるる 緋房の籠の 美しき鳥」
白蓮は、伝右衛門邸での自らを籠の鳥になぞらえて詠んだ。
筑豊の炭鉱史を彩ったもう一人の女性が、2015年9月から放映のNHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン・広岡浅子である。明治を代表する女性実業家は、30代後半から潤野(うるの)炭鉱(福岡県飯塚市)の経営に携わっている。
製鐵所を支えた筑豊炭田の、炭都(たんと)と呼ばれた街の栄華は、直方にもたどることができる。炭鉱経営者たちで組織された「筑豊石炭鉱業組合」が建てた直方会議所が、現在、「直方市石炭記念館」の本館として使われている。1910年竣工の木造洋風建築は、往時の繁栄を映していて美しい。
※1 宮崎の父、滔天(とうてん)は、三池炭鉱万田坑のある肥後国荒尾村(現、熊本県荒尾市)の生まれであり、福岡の炭鉱主らとともに、中国革命の父、孫文を支え続けたことで知られる。
旧伊藤伝右衛門邸
総面積 2,300 坪の贅を尽くした邸宅。邸の北側は広大な庭園となっていて、河川の流れを 模した池には、円柱と高欄(こうらん)で構成した太鼓橋(円月橋)が架かっている。
白蓮の間・天袋
旧伊藤伝右衛門邸2階の白蓮の間。天袋にあしらわれた画家・水上泰生が描いた蝶が、大空に舞うことを願った彼女の10年を想わせて悲しい。
直方市石炭記念館
記念館裏手には、炭鉱災害時の救護隊員養成に使われた訓練坑道が残るなど、同館では筑 豊の「炭鉱王」たちの経営の苦心もうかがうことができる。
貝島邸跡
麻生太吉、安川敬一郎とともに「筑豊御三家」と呼ばれた貝島炭礦(たんこう)の貝島太助。その本宅跡は直方駅すぐそば。公園として整備された敷地内には銅像が建てられている。
嘉穂劇場
筑豊の炭鉱経営者たちは、鉄道や学校だけでなく娯楽場となる芝居小屋もつくった。当時、 遠賀川流域には約50もの芝居小屋が建てられ、現在は飯塚市の嘉穂劇場がただひとつ残る。公演のない日も建物は一般公開されている。
名もなき民衆たちの、
息づかいを聞く。
産業に関する世界文化遺産と世界記憶遺産の両方がある唯一の地域、それが福岡県である。
2011年にユネスコ「世界記憶遺産」に登録されたのが、田川市などが所有する山本作兵衛氏の炭坑記録画・記録文書である。「ヤマ(炭坑)に生きた民衆の姿」は、「世界の記憶」にとどめられることになった。自身も炭鉱労働に従事し「ヤマの絵師」と呼ばれた彼の作品は、民衆の息づかいまでが聞こえてくるような写実性が特徴。その多数を所蔵するのが「田川市石炭・歴史博物館」だ。ここを訪れるかつての炭鉱関係者は皆、「非常に正確だ」と称讃するという。
炭坑節に「あんまり煙突が高いので…」と歌われた田川のシンボル・二本煙突は、旧三井田川鉱業所伊田坑の捲揚機(まきあげき)および付属施設の動力となった蒸気をつくりだすボイラーの排煙用として、1908年 築造された第一・第二煙突のこと。田川市の伊田坑および二本煙突の周辺は、「田川市石炭記念公園」として整備され、現在は市民に愛される憩いの場となっている。
“黒いダイヤ”と呼ばれた筑豊の豊富な石炭が、“クロガネ”と呼ばれる鉄を産する製鉄所を、北九州の地に引き寄せた。ふたつのクロを結んで近代化特急、BLACK EXPRESSは走る。
山本作兵衛氏
炭坑記録画「低層炭 尺無」
低層炭を、先山・後山の一組となって掘る様子。先山は座ったままで頭は上げられず掘り進み、掘り出された石炭を後山が「スラ」という箱に積み込んでいる。
©Yamamoto Family
田川市石炭・歴史博物館所蔵
旧三井田川鉱業所 伊田坑
多数の炭鉱が林立した筑豊炭田の主力鉱・三井田川鉱業所は 田川市周辺に多くの坑口を所有していたが、伊田坑(いたこう)はそのひとつ。現在、第一竪坑櫓(たてこうやぐら)が残されている。
香春岳(かわらだけ)
セメントの町でもある田川。原料の石灰石採掘のために、香春岳の一ノ岳は山頂が切り取 られたようになっており、五木寛之は小説『青春の門』で「異様な山」と記した。
田川ホルモン鍋
セメントの町の名残をとどめるのが田川ホルモン鍋。かつて紙製のセメント袋を鍋代わりにホルモンを焼いたことが起源とされる。ご当地グルメとして人気を博している。
北九州・筑豊産業遺産 おすすめスポット
東田第一高炉史跡広場
明治34年(1901年)創業の「官営八幡製鐵所」の歴史を今に伝える史跡広場。現在目にすることができる、昭和37年(1962年)から昭和47年(1972年)まで使用された第10次改修高炉は北九州市の文化財にも指定されている。

福岡県北九州市八幡東区東田2-3-12
9:00~17:00
休館日:年末年始
官営八幡製鐵所 旧本事務所 眺望スペース
世界文化遺産に登録された官営八幡製鐵所の関連施設のうち、1899年に建てられた旧本事務所を眺望できるスペース。旧本事務所は製鐵所の中核施設として使用された赤レンガの建造物であり、内部は一般非公開となっている。スペース内には解説パネルや写真なども展示。

福岡県北九州市八幡東区大字枝光
9:30~17:00(入場は16:30まで)※ボランティアガイドが常駐(10:00~14:00)
定休日:月曜(祝休日の場合はその翌日)、年末年始12月29日~1月3日
北九州イノベーションギャラリー
鉄をはじめ、化学、硝子、機械、電機などの産業を生み、画期的な新技術を世界に発信してきた北九州の技術や歴史を保存し、次世代に伝える施設。産業技術と歴史を紹介する常設展、産業デザインや科学、建築などを取り上げる企画展のほか、多彩なイベントが開催されている。

福岡県北九州市八幡東区東田2-2-11
093-663-5411
平日9:00~19:00、土・日・祝日9:00~17:00
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は翌日)、年末年始
官営八幡製鐵所遠賀川水源地ポンプ室
遠賀川東岸に建設された送水施設。八幡製鐵所第一期拡張工事に伴う工業用水不足を補うため、1910年(明治43年)に操業が開始された。赤レンガを主体とした明治建築の典型的な建造物となっている。動力は蒸気から電気へと移り、今も稼働をし続けている。

福岡県中間市土手ノ内1-3-1
※一般非公開(敷地外からの外観見学可)
旧伊藤伝右衛門邸
筑豊の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門と歌人・柳原白蓮が過ごした邸宅。大庭園を含めた総面積は、2300坪。イギリス製のステンドグラスのある応接間、アールヌーヴォー調のマントルピース、数寄屋造りの二階等、近代和風建築物としてその粋を凝らした歴史的建造物である。

福岡県飯塚市幸袋300番地
0948-22-9700
9:30~17:00(入館は16:30)
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)※なお、イベント開催期間中は無休
直方市石炭記念館
明治の初めから昭和51年まで、約100年の間に約8億トンの石炭を産出した筑豊炭田。その中心に位置する直方市にあって炭鉱の歴史を伝える記念館。実際に使用されていた蒸気機関車や掘削用大型機械、巨大な石炭の塊などが展示されている。

福岡県直方市大字直方692-4
0949-25-2243
9:00〜17:00(入館受付は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休)・年末年始(12/29~1/3)
貝島邸跡
筑豊御三家と称された貝島財閥の創始者であり、「筑豊の炭鉱王」の異名を取った貝島太助。かつての邸宅跡は、現在は整備され多賀町公園となっている。明治33年、森鴎外が軍医として直方を訪れた際には貝島太助邸に滞在した。公園内に建てられた銅像は彫刻家・北村西望の作品。

福岡県直方市殿町1
嘉穂劇場
九州でわずか2つしかない木造の芝居小屋。前身であった「中座」も含めると100年近い歴史がある。繁栄を極めた筑豊地区にはかつて50もの芝居小屋があったが現存するのは嘉穂劇場のみ。江戸時代の歌舞伎様式を伝える芝居小屋として飯塚市登録有形文化財の指定を受けている。

福岡県飯塚市飯塚5-23
0948-22-0266
9:00~17:00
休館日:年末年始12/31~1/4(上演日以外は見学可※要問合せ)
田川市石炭・歴史博物館
福岡民謡・炭坑節にも歌われる、二本煙突と伊田竪坑櫓が建つ石炭記念公園内にある博物館。筑豊炭田の歴史や採掘の様子を分かりやすく展示している。施設2階では、2011年にユネスコ世界記憶遺産に登録された山本作兵衛氏の炭坑記録画をみることができる。

福岡県田川市大字伊田2734-1
0947-44-5745
9:30~17:30(入館は午後17:00まで)
休館日:月曜日 (祝日の場合は翌日休,休日が続く場合は連休終了日の翌日) 年末年始 (12月29日~1月3日)
※その他、企画展入替等により、休館日を変更する場合あり
朝日家
創業50年の老舗焼肉屋。かつては炭鉱労働者がスタミナをつけようと食し、今ではB級グルメとして親しまれる「田川ホルモン鍋」を提供している。味噌だれで下味をつけたホルモンを野菜と鍋で炊き上げる際に、自家製のタレを入れて仕上げるため濃厚な味わい。

福岡県田川市魚町14-27
0947-44-2097
11:00〜22:30(オーダーストップ22:00)
定休日:月曜日
河内貯水池
八幡製鐵所への工業用水を供給する為に造られた貯水池。桜の名所として親しまれ、堰堤付近には河内桜公園がある。湖畔ではウォーキングやサイクリング、せせらぎ広場では水遊びなどで楽しめる。また、河内貯水池に架かる南河内橋は国の重要文化財(建造物)指定。

福岡県北九州市八幡東区河内
093-671-0801(北九州市 八幡東区役所総務企画課)
石炭会館 (旧若松石炭商同業組合事務所)
若松南海岸にある石炭会館は、若松石炭商同業組合が組合事務所として1903(明治38)年に建設。シンメトリーな全体の造りと玄関のドリス式円柱が特徴的であり、石炭関係者の公私の社交場や迎賓館として栄えた。人気のパン屋がテナントとして入るなど現在も使用されている。

福岡県北九州市若松区本町1-13-15
093-761-5123(中央興産株式会社内)
旧松本家住宅
明治専門学校(現在の九州工業大学)の創立、明治鉱業や安川電機製作所の設立に携わった実業家・松本健次郎が建てた邸宅。広大な敷地内の森と共にあるアール・ヌーヴォー様式の二階建て洋館は辰野金吾が設計を施す。洋館と日本館、蔵2棟が国の重要文化財に指定されている。

福岡県北九州市戸畑区一枝1-4-33
093-871-1031(西日本工業倶楽部)
屋根のない博物館
JR中間駅から南へおよそ徒歩1分の場所にある緑道。石像を並べた青空博物館となっており、緑道内は「ふるさとの道」「やすらぎの道」「古代への道」「もやいの道」の4つのゾーンに分かれ、モアイ像やスフィンクスなど世界中の有名な石像のレプリカ30体余りが展示されている。

福岡県中間市中央2
093-246-6234(企画政策課企画係)
JR採銅所駅
1915(大正4)年開業の当時の姿を残す、JR九州の日田彦山線・採銅所駅。「採銅所」という地名は、この駅の周辺で銅を採掘していたことに由来するとされる。当時は山から切り出される石灰石やセメントの原料を運ぶ貨物輸送の拠点として栄えた。

福岡県田川郡香春町大字採銅所
0949-22-0985(JR九州筑豊篠栗鉄道事業部)
襷坂橋梁
日田彦山線の採銅所駅~香春駅間に位置する橋梁。アーチ部分はレンガを斜めにねじるようにして積む「ねじりまんぽ」という珍しい工法が用いられている。「まんぽ」とは関西の方言で「トンネル」の意味であり、現存する「ねじりまんぽ」工法の橋としては国内最大規模となっている。

福岡県田川郡香春町大字採銅所
0949-22-0985(JR九州筑豊篠栗鉄道事業部)
NEW飯塚市歴史資料館
「飯塚地方の歴史と文化」をテーマに、考古資料を収蔵した資料館。国から重要文化財に指定された立岩遺跡の出土品をはじめとする、民俗・文化石炭資料など約1,500点を展示。常設展示室では飯塚地方の近世から近代までを「農村のくらし」「石炭の時代」に分けて紹介している。

福岡県飯塚市柏の森959-1
0948-25-2930
9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:水曜 (祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)
NEW麻生大浦荘
「筑豊御三家」のひとつに数えられる麻生家の別邸。数奇を凝らした和風入母屋書院造りであり、1階は約234坪、2階は約19坪の広さを誇る。柱には1本の原木から数本しか取れない高価な木材が使われるなど、贅を尽くして建築されたことが伺える。春と秋に特別公開がされ、多くの見物客で賑わう。

福岡県飯塚市立岩1060
0948-22-3511(飯塚観光協会)
※春と秋の特別公開時以外は非公開
NEW旧藏内邸
明治20年に建てられた炭鉱経営者藏内次郎作・保房親子の住宅。敷地面積2200坪の邸宅は、伝統的な書院作りでありながら、要所に大正モダニズムを感じさせる造りに。現存する炭鉱主の住宅では最古の遺構で、近代和風建築資料としても貴重なものとなる。国指定名勝、国登録文化財。

福岡県築上郡築上町大字上深野396
0930-52-2530
9:30~16:30
休館日:火曜・水曜(祝日の場合は開館)、12/28~1/4
NEW宮若市石炭記念館
約1世紀にわたり筑豊の炭鉱産業を支えた、貝島炭礦の歴史を紹介。建物は旧大之浦小学校の校舎を使用し、当時の資料を中心に器材・写真、油絵などが保存されている。館内の階段踊り場には摸擬坑道があり、館外には炭鉱全盛の時代に活躍したアルコ22号の蒸気機関車が展示されている。

福岡県宮若市上大隈573
0949-32-0404
9:00~17:00
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、木曜の午後、年末年始(12/29~1/3)
NEWめがね橋
JR日田彦山線の筑前岩屋駅から大行司駅の間にかかる多連アーチ橋。金剛野橋、奈良尾橋、松尾橋、原の4つの石橋があり、日本の近代土木遺産にも指定されている。「めがね橋」の愛称で呼ばれ、宝珠山の美しい棚田、山里を駆け抜ける電車の姿と共に親しまれている。

福岡県朝倉郡東峰村宝珠山
0946-74-2311(東峰村企画振興課)
NEW石坂トンネル
1895(明治28)年に建設された現存する九州最古の鉄道トンネル。第一トンネルと第二トンネルの2本で石坂トンネルを成している。建設当時の姿が良好に保たれており文部省登録文化財に指定。2015(平成27)年に120周年を迎えた平成筑豊鉄道田川線のトンネルとして現在も使用されている。

福岡県田川郡赤村大字赤6938-2
NEW内田三連橋梁
1895(明治28)年、油須原と香春の間に建設された橋長17mの三連アーチ橋。水流圧を受けやすい上流側壁面は切石積み、下流側はレンガを交互に突き出させた「げた歯構造」と呼ばれる積み方となっている。歴史的景観が評価され文部省登録文化財に指定。経済産業省の近代化産業遺産にも指定されている。

福岡県田川郡赤村大字内田1804-1
NEW赤村トロッコ油須原線
炭鉱用の鉄路として建設されるも完成目前で廃線となった油須原線を、観光鉄道として開業。赤駅から野原越トンネル内までの往復約3.4kmの行程をトロッコ列車に乗って楽しむことができる。炭鉱時代の面影と赤村の大自然を感じることができ、運転日には多くの親子連れで賑わっている。

福岡県田川郡赤村大字内田1188(赤村役場)
0947-62-3000(赤村役場政策推進室)
運行日:毎月第2日曜(8月は第1日曜)※12月~2月は運休
NEW九州日立マクセル赤煉瓦記念館
三菱合資会社が方城炭鉱の開発時に建設した施設。重厚な総赤レンガの構造で、2階建ての一部が3階建てに見える特徴を持つ。炭鉱内に空気を送る作業をしていた杭務工作室は、国の登録有形文化財及び経済産業省の近代化遺産に登録指定。「赤煉瓦記念館」として一般公開されている。

福岡県田川郡福智町伊方4680
0947-22-0585(日立マクセル株式会社)
8:00~17:00 ※前日までに要予約
休業日:土・日・祝日 ※その他に会社休日指定日
NEW門司港レトロ
JR門司港駅周辺にある外国貿易で栄えた時代の建造物を中心とする観光スポット。門司のシンボル的存在である旧大阪商店や赤煉瓦が特徴的な旧門司税関など情緒あふれる建物の他、雄大な関門海峡の歴史や自然、文化をドラマティックに紹介する関門海峡ミュージアムなど楽しく学べる施設も。

福岡県北九州市門司区港町
093-321-4151 (門司港レトロ総合インフォメーション)
※営業時間、休館日などは施設により異なる
NEWTOTOミュージアム
北九州に本社をおくTOTO株式会社が、創立100周年記念事業としてミュージアムを開設。TOTOの製品には歴史的価値の高さから「近代化産業遺産」「建築設備技術遺産」「機械遺産」に認定されたものがあり、その貴重な品も展示。日本の水まわり文化の変遷を楽しく学ぶことができる。

福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1(TOTO本社・小倉第一工場敷地内)
093-951-2534
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜、年末年始、夏期休暇
※団体要予約(20名以上)
NEWロボット村
産業用ロボット製造大手の安川電機が、2015(平成27)年に創業100周年を記念して本社事業所をリニューアル。ものづくりの魅力やロボット技術を体験できる「安川電機みらい館」では、最先端のバイオメディカル分野向けロボットや、 ミニカー1台を9秒で組み立てるロボットなど様々なロボットを展示。

福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2-1
093-645-7705(安川電機みらい館)
9:30~11:10/13:10~14:50/15:00~16:40
※「安川電機みらい館」「ロボット工場」の見学は予約制
休館日:土、日、祝、安川電機の休日
NEW中間市地域交流センター
遠賀川水源地ポンプ室へ行く前に、立ち寄りたいのが中間市地域交流センター。観光インフォメーションセンターや中間市歴史民俗資料館などが1階に設けられ、遠賀川水源地ポンプ室についてわかりやすく紹介している。また、中間市の特産品なども購入することができる。

福岡県中間市大字垣生660-1
093-245-4665
9:00~18:00
休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3
NEW鞍手町歴史民俗博物館
地域学習の場として、鞍手町と隣接地域の歴史や生活文化を中心に展示が行われている。本館には「民俗コーナー」、「通史コーナー」、「伊藤常足のコーナー」の展示室がある。また、博物館の建物とは別に石炭資料展示場もあり、石炭採掘の現場が実物大の大きさで再現されている。

福岡県鞍手郡鞍手町大字小牧2097
0949-42-3200
9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜、第3日曜、国民の祝日、12/29~1/3
NEW直方歳時館
貝島・麻生・伊藤・安川 と並び、筑豊の炭鉱主と呼ばれた堀三太郎の住宅として明治31年に建設。昭和16年に直方市がその住宅の寄贈を受け、改築復元。現在は、直方の四季折々を感じられる純和風建築の生涯学習施設として市民に親しまれている。300円で抹茶と和菓子のサービスもあり。

福岡県直方市新町1-1-18
0949-25-2008
9:00~21:00
休館日:月曜(祝日の場合は開館)、12/29~1/3
NEW直方谷尾美術館
明治屋産業の創立者・谷尾欽也が、昭和初期に建てられた洋館造りの医院を改装し、1992年に私立美術館として開館。その後寄贈され、直方市立美術館としてオープンした。青木繁、大津英敏など地元にゆかりのある作家の作品が多く収蔵・展示されている。

福岡県直方市殿町10-35
0949-22-0038(直方谷尾美術館事務局)
9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)
※作品整理、展示替えのため平成28年3/31まで休館
NEWアートスペース谷尾
(旧十七銀行直方支店)
大正時代に旧十七銀行直方支店として建設された。レンガ造り二階建てのレトロな外観が特徴で、現在はレストランを併設した「アートスペース谷尾」となっている。故谷尾欽也氏のコレクションである約260点のガラス工芸品や約90点の高取焼の発掘出土品などが展示されている。

福岡県直方市古町10-20
0949-22-0038 (直方谷尾美術館事務局)
9:30~17:30
休館日:月曜、年末年始(12/29~1/3)
福岡県商工部観光局観光振興課 TEL:092-643-3429
福岡県商工部観光局観光振興課 TEL:092-643-3429